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湿布のデメリットとは
お知らせ 2022.06.20湿布のデメリットとは
整形外科で大量に湿布をもらわない方がいい?
整形外科では肩こりや腰痛に効く湿布が健康保険を使って安価で手に入るとあって、患者さんはできるだけ大量に処方してもらえるように医師に依頼します。
このため医師も患者の要望に答えるため最長期間(1ヶ月分)の湿布を処方します。
このサイクルは患者、医師、製薬業界の富のサイクルでこれまでは機能してきました。
ところが、大量に処方してもらう制度にはデメリットがあります。
具体的には、
- 1. 現在病院で処方されるモーラステープなどは副作用が強く、長期に渡り使用すべきものではありません。かつ、妊婦、心臓疾患の方、喘息の方などは禁忌となっています。また、皮膚がかぶれやすく、交感神経系を興奮させる副作用もあり他の病気を誘因します。
- 2. 処方された期間内は他の医療機関への受診は制限されます。つまり、処方された期間は最初の受診した病院(診療所)に通院するか湿布を貼り続けるかという選択しかありません。
- 3. 処方された期間内は、整骨院で歪みの矯正やマッサージなどの施術を受ける場合、健康保険は使えず自費施術になります。
- 4. 大量に処方された薬代は無駄になる場合も多く医療保険制度の財政を逼迫させます。
これらのことを鑑み、病院などで湿布を処方してもらう場合はとりあえず3日分で様子をみてそれから次の選択肢を考えてみることをお勧めします。