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もはや国民病とも言える腰痛、効果的な治療方法は?

コラムぎっくり腰・腰痛 2021.05.21

腰痛とは、病気の名称ではなく人体に生じる症状を指す言葉です。日常の動作や姿勢による筋肉の損傷や、加齢による骨の変形などで痛みが発生します。
デスクワークやスマホ使用で長時間同じ姿勢をとることが急激に増えた現代では、腰にかかる負担も大幅にアップ。ご年配の方に限らず、若い方でも本当にたくさんの方が腰痛に悩まされており、もはや国民病とも呼べる勢いで増えています。

腰痛の種類

腰痛は、原因が特定できるか否かで2種類に大別されます。原因が特定できる腰痛は特異的腰痛、原因不明の腰痛は非特異的腰痛と呼ばれます。
腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は特異的腰痛に分類されますが、腰痛の大半は非特異的腰痛です。確かに痛みや不調はあるのに病院で検査をしても原因がわからないため、治療効果が得られにくいことも多いのです。

腰痛の効果的な治療方法

腰痛の治療において、大切なのは
①早期治療、②痛みの原因にアプローチする治療、③再発予防のためのメンテナンスです。

①早期治療の重要性

「たかが腰痛」、「いつものこと」と軽く考えてはいけません。痛みを放置していると、椎間板に大きな負担がかかります。最初は小さな痛みでもやがて椎間板ヘルニアや骨の二次的損傷に発展することもあるので、早く治療を開始することが大切です。

②痛みの原因にアプローチする治療

腰痛のほとんどが非特異的腰痛であるとお伝えしましたが、だからと言ってやみくもに痛みのある部位だけに施術を行うような治療は適切ではありません。
例え原因特定には至らなくても、痛みを引き起こす要因となっている動作や姿勢が必ずあります。その要因を探ることが、痛みの根本原因を突き止めることにつながり、効果的な治療への第一歩となるのです。

例えばマリー整骨院では、痛みのある筋肉・筋膜をいきなり治療するのではなく、まずはじっくりとカウンセリングを行います。痛みが生じる動作を拝見したり、普段の生活のなかに負担を生じさせる習慣や姿勢がないか探ったりするためです。「腰痛」という症状をひとまとめに考えず、患者さま一人ひとりの症状を見極めるために時間を費やしています。

この丁寧なカウンセリングの末、痛みの場所を的確に特定することができます。その上で施術方法を選択し、筋肉・筋膜にアプローチするため、治療効果が高まるのです。

③再発予防のためのメンテナンス

腰痛は、一度痛みを取り除いたらそれで治療完了というものではありません。痛みを生じさせる動作や姿勢などの日常習慣を改善しない限り、腰痛は再発してしまいます。再発予防までサポートしてくれる治療院を選んでおくのが正解です。
もちろん、当院でも姿勢や習慣に対する指導とアドバイス・筋肉強化・骨盤矯正などに力を入れ、再発予防をサポートしています。

もし、あなたや大切なご家族が少しでも腰の痛みや違和感を抱えているようなら、どうか早く専門家に診てもらってください。患者さまにご来院いただくことが、腰痛治療のスタートです。