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ひざの痛み【③跳躍やランニングで発症、ジャンパー膝編】
コラムひざの痛み 2021.07.20「ジャンパー膝」は、正式名称を膝蓋腱炎(しつがいけんえん)と言い、日常的にスポーツをする若い世代の方に多い疾患です。
「ジャンパー膝」の名の通り、跳躍動作を繰り返すスポーツ(バスケットボール・バレーボールなど)で発症することが多いのが特徴です。
また、ランニングなど、ひざを酷使する他のスポーツでも発症することがあります。
ジャンパー膝の原因と特徴
ジャンパー膝は、跳躍動作などでひざを酷使することで、ひざのお皿の下にあるスジ「膝蓋腱(しつがいけん)」が炎症を起こすことで起こります。
膝蓋腱は炎症が起きていると過敏な状態になるため、ジャンプをしたときや走っているときだけでなく、日常生活で階段を上り下りするだけでも痛むようになります。
ジャンパー膝は、スポーツ時のひざへの負荷を減らしたり、スポーツ後にアイシングを続けたりすることで自然と良くなることもあります。
しかし、痛みが長引いている場合は、迷わず専門家に診せましょう。
当院での施術
マリー整骨院では、理学療法とマッサージでジャンパー膝を改善していきます。
軽度であれば、数回の施術で痛みがなくなります。痛みが長引く場合や、再発防止のために以下のような指導も合わせて行います。
・適切な運動量のアドバイス
・運動後のアイシング
・ジャンパー膝用のサポーターの着用
・クッション性の高い靴の着用
・運動前後やお風呂上がりの入念なストレッチ
他の病院などでは、治療法としてステロイド製剤を注射して炎症を鎮めることがありますが、当院ではジャンパー膝にステロイド製剤を打つことはおすすめしていません。
ジャンパー膝の場合、スジである膝蓋腱にステロイドを打つことになるのですが、ステロイドを打ったスジは弱くなることがあり、最悪の場合切れてしまうおそれもあります。
また、当院ではヒアルロン酸の注射にも否定的です。ヒアルロン酸注射によってスジが弱くなることはありませんが、良い効果も出ていないからです。
できるだけ自然な方法で安心・安全にジャンパー膝を改善したい方は、ぜひ当院の施術を試してみてくださいね。