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肩こりの5つのタイプ

コラム肩こり・四十肩 2022.02.21

1.「骨格系の肩こり」タイプ

頚椎(首の骨)や肩甲骨の関節の歪みが原因となっているタイプです。頚椎は脊椎を通して骨盤につながっているので腰痛を併せ持っている人も少なくありません。また、なで肩(肩甲骨内転位)のような生まれつきの体型が関係している場合もありますし、悪い姿勢や猫背(胸椎後方変位)などから生じる体の歪みや、むちうちなどの要因がからんでいる場合もあります。整形外科では異常とみなされない微妙な関節のズレや歪みなどが複雑に絡み合って起こっていると考えられます。
ストレートネックもこのタイプに当てはまります。

2.「眼精疲労系の肩こり」タイプ

目の疲れからくる肩こりは慢性化しやすく、視力の低下も伴います。
左右視力が変化するため眼鏡が合わなくなった場合には、頭痛も伴います。

3.「うっ血性の肩こり」タイプ

首・肩・背中を構成する筋肉の血の流れが悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなってこりという症状を引き起こします。これに冷え(東洋医学でいう水毒)が加わると偏頭痛、胃腸障害、不眠などを併発します。女性の場合このタイプは月経周期と深く関わっていて、月経前や排卵日の頃にひどくなる傾向があります。

4.「ストレス性の肩こり」タイプ

最近特に増えているのが「顎関節症」を併発するタイプです。睡眠中はリラックス状態になるものが、ストレスのために歯を食いしばった状態が長く続くために顎関節症が出やすくなります。また普段かかない「いびき」をかいたりします。
朝、目を覚ました時から肩がガチガチにこっています。

5.「内臓系の病気からくる肩こり」タイプ

数的にはすくないですが、最も注意を必要とする肩こりです。心筋梗塞(左肩から左腕が重苦しい感じになる)、胃炎・胃潰瘍(左背中のはりを伴う肩こり)、肝臓病(背中から上背部がこる)、胆石(右肩に放散痛)などの病気は肩こりの症状を伴います。

マリー整骨院では、それぞれのタイプに合わせた施術により効果的に症状を緩和させることが可能です。